ヒハツとは

Piper longum - 冷え性改善効果を持つナガコショウ
冷え性改善効果を持つナガコショウ-ヒハツ

ヒハツの特徴

ヒハツは盗難アジアに自生するコショウ科のツル性木質植物です。

別名「ナガコショウ」や「ロングペッパー」などと呼ばれ、3~4cmほどの円筒状の果実をつけることから、”長いコショウ”という意味でそのように呼ばれているようです。

また、中国やインドでは昔から体の冷えを改善する目的でヒハツが用いられてきたらしく、現在日本でも同じような目的でサプリメントなどの健康食品に配合されていることが多いです。

ヒハツの果実はコショウよりも刺激的な風味を持っており、主に薬味や香辛料として利用されています。

その刺激的な風味というのは、”ぺピリン”というヒハツに含まれる特有の成分によるもので、冷え性改善効果はそのぺピリンという成分によるものだと言われています。

そのヒハツによる冷え性改善効果というのも、ぺピリンにより血管を拡張し、血液の流れを良くして手足の末端まで血液を届けることで冷え性を改善するという仕組みです。

また、その血管拡張作用によりむくみの予防や改善、代謝機能の向上など様々な効果を得ることができます。

さらに、ヒハツには他の栄養素と一緒に摂取することで、他の栄養素の吸収効率を高める効果があります。

ヒハツのみでも様々な効果を得ることができますが、ヒハツと複数の栄養素を組み合わせたサプリメントを摂ることでより高い効果が期待できるでしょう。

ヒハツの効果・効能

  • 血行促進
  • 冷え性改善
  • むくみ予防・改善
  • 代謝機能向上
  • 成長ホルモンの分泌促進

ヒハツに関する研究情報

ヒハツががん細胞に与える影響に関する研究では、ヒハツエキスの経口投与における安全性、免疫不全マウスにおける結腸癌腫瘍の増殖を停止するいことが可能であるということが示されました。

ヒハツエキスと抗糖尿病効果に関する研究では、ヒハツには抗糖尿病剤として低血糖効果があることが示されました。

てんかんの治療におけるイランの伝統医学の有効性に関する研究では、ヒハツがてんかんの治療に有効であることが示されました。

ヒハツの副作用

ヒハツは植物であるため、基本的に副作用の心配はありません。

しかし、ヒハツには他の栄養素の効果を高める作用があるため、特にテオフィリンやプロプラノロール、フェニトインの3つの薬とはより高い相互作用をすることが知れれています。

テオフィリンは気管支喘息、慢性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患などの呼吸器系疾患の治療に用いられる医薬品です。

プロプラノロールは不整脈、高血圧、心筋梗塞、緑内障、片頭痛の治療に用いられる医薬品です。

フェニトインはてんかん(発作的な痙攣や意識障害などが慢性的に起きる脳の病気)の痙攣発作を予防する医薬品

このフェニトインに関してはヒハツに関する研究情報にもある通り、ヒハツ自体にてんかんの痙攣発作を予防する効果があるために、相互作用により過剰に効果が出てしまうのかもしれません。

テオフィリン、プロプラノロール、フェニトイン、これら3つの薬のいずれかを服用している方がヒハツを摂取する場合、必ず医師に相談するようにしましょう。